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2011年10月 8日 (土)

三遠南信道をたどって秘境の旅

 ちょっと思いがけず連休になったのでお出かけしました。

 ものすごく秩父には行きたかったけれど、世間が三連休でしかも秩父吉田が龍勢祭りのためか、急に(安い)宿が確保出来るはずもなく。あの花龍勢見たかったな……つか遠いです、秩父。

 その代わりといっては何ですが、日帰りでお手軽にお出かけを狙った次第です。
 目的地は南信州の秘境。
 紅葉を狙うのが筋なんでしょうけれど、観光シーズンになると運転が残念な方が出没すると山道は大変な事になるので。噂では規制されてシャトルバスでしか行けなくなるとか?

 今回のルートは超々久しぶりな静岡県浜松市の隣町、長野県飯田市を結ぶルート、ヒョー越峠で行きます。
 帰りは飯田方面へぐるっと回っていつもの151号で温泉に立ち寄って帰ろう、そんな計画。

 このヒョー越峠ルートは免許取ってすぐの頃行って、まあとにかく難儀な道だった記憶がw
 しかしこのルートも動画で走行の記録とか、ネットで状況が簡単に調べられる様になりました。台風15号の爪痕で、あちこち不通区間がありますので油断出来ません。

 いつもの会社に出勤するぐらいの時間より少し遅めの出発で途中、渋滞に捕まりつつも、浜松市の北限にやって来ました。つか、ここまで浜松市ってインチキ。

 三遠南信道って、永遠に完成しない国道152号の不通区間を救う救世主みたいな計画なんですが、色々あって進捗率も2割程度らしく微妙な状態。これが出来ると長野県に向かうのに東名~東海環状~中央道みたいな大迂回をしなくて済むのでとても楽になるのですが。

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 部分開通区間の草木トンネル付近はインターチェンジを造るための高架橋桁まで出来ているのですが、路線計画変更でこの区間自体がボツになっちゃったらしいです。
 でも案内標識は自動車専用道路の緑色のままなんですね。

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 さて、道幅も縮小していよいよヒョー越峠に入ります。

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 まあ、覚悟していたよりは良い道でした(ぉ
 割とよく走る県道9号天竜東栄線よりむしろ良いかも?

 崖崩れがあったためか補強工事が行われていてダンプさん4台と遭遇する羽目になって、この道幅ですれ違いは泣ける……。

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 工事作業の方が誘導してくれましたが、何と難儀な事だったでしょう。

 峠に到着。

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 そういえばここで静岡県と長野県の県境を決める綱引き合戦は今月でしたね。

 その後はすれ違ったのは一般車両一台のみ。
 落ち葉も降り積もっているし慎重に進みます。

 長野県側の集落にたどり着きました。
 ウルトラマンの石像がありますが、何なのでしょうね。

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 ここの集落で昨夜やっつけで調べて見つけた饅頭をおみやげに購入。「まぼろしの饅頭」と言われるらしく、売り切れたら営業終了で午前中に行かないとダメらしいのです。

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 店に入ったら、この饅頭とお茶でウエルカムサービスでした。テーブルの上に栗とかイチジクを煮た物とか色々置いてあってお茶請けに自由に食べて良いというのでした。実に美味いですの。

 このお店の前に名水が湧き出ているので持ってきたポリタンクに充填。
 日本一のミネラル水とか。(どこもそう言っている気がするけど)

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 ここの水が湧き出ている所のお寺にあったマスコット?

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 ピンコロカエル君は往生(死ぬ時)に安楽死させてくれるらしい? ので、ちゃんと真言唱えて拝んできますた。

 さて、いよいよ秘境の村に行きましょうかね、と走っていたら木造校舎があるらしいので立ち寄ってみました。
 現在も有志により保存維持がされているので廃墟感はありませんがかなり素敵。

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 引っ越しのサカイのCMに使われたとか。

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 階段の手すりとかが直線ではなく微妙なカーブになっていて、当時の大工さんの心意気が感じられます。

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 階段の登り切った所にも立体構造的な部屋があって、もちろん行ってみたけれど狭い橋みたいな部分を老朽化で踏み抜かないよね? とかちょっとドキドキ。

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 各教室はこの地域の資料の展示室みたいになっていて、これは展示されていた当時の携帯電話w(ちゃんと銘板にPM-4型携帯用電話機と書いてある)

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 ここに「千と千尋の神隠し」で世界観の元というか参考にされたらしい神事の結界?が展示されてました。

 誰もいない学校でこれを見ると、ちょっと不気味な気もします。

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 この学校より奥に入った所に「親城様=オヤシロ様?」が奉られてるらしいですが、ちょっとゆっくりしすぎたので先を急ぎます。

 これからいよいよ山奥に入るのですが、その入り口付近まで来て抜かった……食べ物屋とか無いじゃないか。
 さっきの集落の道の駅でもらった観光マップで見てもまともな食事の店は戻るかさらに先に進むしかないので、仕方なく付近にあった物産販売所でパンを購入。パンしか無いというか(笑

 ガイドマップでは難易度が読みにくい道ですが、限界集落みたいな感じの所へ向かうので途中の勾配とか道幅とかかなりヤバいです。しかし観光客も結構登って行くんです。
 道が狭く分岐点に来て「道合ってる?」と思ってもカーナビ見ても目印が無いのでとても不安です。ともかく目的地に着いてみないと分からないという。
 途中で案の定、迷って立ち往生している車も。自分は自分の判断を信じて進むのですw

 目的地付近に来て、まさに何と言う所に畑や家があるんでしょう、と言った感じ。
 うっかり畑作業中に足を滑らしたら……。

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 観光案内所みたいな開けた場所に駐車場があり、さらにここから20分ほど歩いて、日本のチロル、日本三大へばりつき集落と紹介された風景を見られる場所に向かいます。

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 そこに向かう道はボランティアで切り開かれたとかで、あちこちの各所の注意書き看板に「事故が起きても自己責任で」とあります。自転車やバイク進入禁止で……とかなり無茶な道なのでまさかとは思いますが、事実別のハイキングコースでこんな道を嬉々として走る馬鹿を目撃してますから、実際いるんでしょうね。

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 ようやくたどり着きました。
 遠山郷下栗の里です。

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 本当に、よくこんな場所に住んでいるなと感心してしまいます。
 ここから降りた人里もかなりの山奥の不便な場所なのですが。

 ここからの帰り道はほとんどが緩い下りなので行く時よりかなり速いペースで歩けます。

 後は、しらびそ高原経由で飯田に抜ける予定でしたが、今まで来た道の倍ぐらい走る事になりそうなので、戻って下の国道に出る事にしました。

 下に降りて国道152号線で部分開通区間の三遠南信道の矢筈トンネルまでは快適な道路で、この区間の山奥の近代的な立体交差の道路も写真に納めたかったのですが、後ろから煽ってくる猛烈なスピードの地元らしきトラックとバトルモードになってしまって撮れませんでした。途中パスさせたけれど、初めての道ではとてもついて行けないスピードなので。 
 
 飯田市に一度入って咲の舞台を……とも思ったのでしたが思ったより疲れたので早々に帰路に。

 天竜峡ICから飯田山本ICは先月征服済みなので、一応開通区間は全部走ったかしら?

 計画通り自分の好きな「おきよめの湯」に立ち寄って、初めてお風呂のついでに付帯のレストランで夕食しました。これから約3時間走り続けるんだものね。
 レストランの味噌カツ定食は色々な小物料理がついて良心的だったなぁ。

 お風呂からは真っ暗になった山道で、カーナビは帰着予定時間は22時40とか。
 例の落盤したトンネルは復旧している筈もなく、狭い迂回路をくねくねと、またしても地元民のコーナー知り尽くした走りに道を譲りつつ、勝手知ったる区間に入ってからはべったりはりつく後続の車を見えなくなるまでブッチして、何とか21時35分に帰着。
 総走行距離約350kmなので、これだけ走るならやっぱり秩父とか行きたかったな(ぉ

 

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