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2014年8月24日 (日)

第三回 浜松ジオラマグランプリ

 土曜日、第3回浜松ジオラマグランプリの作品の展示と一般投票があり、見学に出かけました。

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 本日が表彰式なので、グランプリが決定している筈ですが、公式はアフターパーティーの盛り上がりを伝えるばかり。
 ちょっと苦言が先になっちゃうけれど、どうも公式はPRやアナウンスが弱いというか下手に感じます。
 
 さて、一応はモデラーだったのすが、現在目の病気で視力が失われつつあるため模型作りも思うようには出来ないのですが、行ってみて久しぶりに作りたい! という情熱を会場から頂きまして、大変良いイベントでした。
 
 ■Twitterの方では先に写真を一部上げてますが、会場の写真撮影の許可は出ていますが、各作品個別の掲載にあたり、問題があるようでしたらご連絡頂けたら幸いです。
 
 写真掲載は平等に行いたいのですがそれは公式に任せて、ここでは個人的な趣味に偏らせて頂く事をご容赦下さい。
 
 まず、入り口付近の係員さんに順路らしきルートされて進むと、最初の方に目を引く大型の作品が。
 ノイシュバンシュタイン城です。

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 細部まで良く作り込まれた作品です。一般のお客さんには、模型の完成度としてはとても訴えやすいようでここで写真を撮る方も多かった様です。
 
 この方は、ヒロシマの原爆ドームの今昔をひとつにした作品も出品されていました。

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 橋の下に兵士が隠れていたり、教会の塔には狙撃兵がいたりと、ジオラマの楽しさがよくわかる作品です。

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 メタリックな統一感がいいですね。

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 こちらも同じようなテーマですが、より現代的な情景です。

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 ベースの箱も世界観のひとつだし、市場の雰囲気が伝わってくるようです。

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 大型のジオラマもいいですが、プラモデルなど作ったらまずはこういう展示を目指そうっていう良い例です。

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 でもジオラマとしては、もう少し物語性が欲しいかもしれません。
 投票用紙は配られたんですが、その用紙の裏にでも、作者からのプレゼ的な作品の想いを伝えるみのが掲載されていればいいと思うんですが。もちろん、作品そのものが全てを物語る、というものありますけれど。
 それにしても出展者の作品名と作者の一覧ぐらいは欲しかったです。
 
 やはり戦車のジオラマは定番で安定。

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 大小の展示会でも必ず見かける、もはや定番のジブリ。

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 丁寧な仕上げで写真に撮るとまるでアニメの様です。

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 、今回の展示が作者さんが意図的にケースに収めた作品以外はそのまま露出して展示してあったのですよ。
 
 そのお陰で、模型ファンとしてはガラス越しではなく直接間近で作品を見られ大変な眼福だったのですが、その反面、例えばジブリなどは一般受け(特にお子様)が大変よろしく、お子様が作品に触り放題だったのが気になった所です。作者さんは作品中のフィギュアの向きも細心の集中力で考えて配置してあっただろうに、向きを変えるどころか引き抜こうとしていたりするんです。
 
 スタッフさんたちも知り合いや常連さんらしき方たちと談笑で見ていないし、「触っちゃダメだよ」と言うとその子供の親が注意した私を睨むんだよね。
 
 そんな子供たちの集中攻撃を浴びていたトトロ。

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 手前のスイッチで音が鳴るギミックがあるから余計に攻撃の対象となっていたようです。
 
 バイクや自動車の模型って、実物を見慣れているだけにどうしても「オモチャ」っぽく見えてしまうんですが、この自然な感じは素晴らしい。

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 芸術の芸術。
 ナウシカなどもそうだけれど、正面から見るとトップライトのお陰でメインのフィギュアに影が出来てしまうため、こういう場所の展示とか難しいよね。

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 作り込み度としては会場でも目を引いた作品です。

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 どうも公式関連から流れてくる情報が「ジオラマ=ノスタルジー」のような印象を受ける感じでして、会場が山田卓司氏の常設展示が行われている影響もあるのだろうかとか、一般の方々へのジオラマの印象が偏るのも嫌だな、と思っていた次第ですが、それでもこれは素晴らしい。
 
 まるで映画のシーンのようです。

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 写真に撮るとリアルさが増す例。

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 火や水の表現はなかなか難しいものですが、写真に撮るとなかなかに一層リアルです。

 遊び心といえばジオラマの醍醐味ですが、これは仕掛け(ギミック)に凝った作品です。

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 これは「巨人の星」の星一徹宅のジオラマですが、写真に写っていませんが手前にズラリと押しボタンスイッチが並び、例えば星一徹がグルリと回って中央の部屋に(隠れて見えませんが)あるちゃぶ台が豪快にひっくり返る、などの仕掛けがあります。
 
 ノスタルジック系のジオラマでも人気を集めていた、おばあちゃんが留守番する電気店。
 生意気を言っては申し訳ないんですが、自分を含めてPCによる素材作成に頼りすぎた印象を受けました。看板は、看板屋の手書きだったのですよねぇ。

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 魔女の宅急便のグーチョキパン店。
 女の子が遠慮無く中の猫を引き抜こうとしていてハラハラしました。

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 ノスタルジー系に負けず、どんどんこういう系の作品も増えて欲しいと思った作例。

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 メインの素材の考え方から発想をどんどん変えて行かなくちゃいけないですね。
 フィギュアが布の質感で出来ているんだけれど、柔らかいドールなのでしょうか?(触って確認する訳にもいかないし)

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 そして、今回の私的に一番のツボで、圧倒された作品。

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 遠目にやたら細かいものがあるな、と思って近づいてすぐにピンと来ました。
 
 私個人の趣味性もあるものの、もうこの作り込みの情熱は、圧倒されました。
 いったいどのぐらいの労力を掛ければ完成するのだろう。

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 見ていると、憧れの軍艦島にココロが飛んでいけるような作品です。

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 もしかしたらジオラマコンテストとしてはジオラマの持つ物語性としてはわかりにくく不利かも知れません。
 それを差し引いても、これに一票。
 
 でも廃墟の持つ物語って確かに存在するんですよね。
 
 今回はコンデジしか持って行かなかったので一眼持って出直そうかと思ったくらいです、でも逆に人混みの狭いスペースなので、コンデジでフットワーク軽い方が正解だったかも知れません。
 ちょっと久々に「模型やりたい!」な感じで興奮して帰って来た次第です。
 
 

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コメント

こんにちは

たまたまブログ拝見いたしました。

拙作もご紹介いただきまして、ありがとうございます♪

出来れば来年会場でお会いできる事を楽しみにしております。

投稿: ばーちゃわーるど | 2014年8月25日 (月) 10時41分

ノイシュバンシュタイン城のキットは知っていましたが、あれ?別物?と思うくらいに作り込まれていて感心しきりです。自分も作って見たいとうずうずしたもののひとつでした。 原爆ドームも視点が面白いです。来年の出品も楽しみにしています!

投稿: ククル | 2014年8月25日 (月) 19時22分

こんにちは、
作品ご紹介ありがとうございます。

投稿: 大嶋 了 | 2014年8月27日 (水) 09時41分

「紙芝居が来たよ!」(鈴木オートのジオラマ)の作者の方ですね。入賞おめでとうございます。

投稿: ククル | 2014年8月27日 (水) 19時08分

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